OPEN MIND のキービジュアルを提供した hyperMILL^® ユーザー

「株式会社大槇精機の代表取締役社長である大町亮介氏は、オートバイのヘルメットを固体から削り出し、自社の 5 軸加工技術の専門知識の高さを実証するという独創的なアイデアによって、長年にわたり当社のブースを訪れる技術に長けた来場者にアピールしてきました。この YouTube の人気者と一緒に写真を撮る人さえいました」と、OPEN MIND Technologies AG の CEO であるフォルカー・ネーゼンホーナーは明らかにしています。「喜ばしいことに、大槇精機のこのデモ用パーツ等を使用できる運びとなりました。そこで、当社のマーケティングチームは両社の 15 年にわたるコラボレーションを記念し、この有名なアイキャッチャーを現代風に刷新しました。大槇精機は真のパワーユーザーであり、当社の開発部門はこのお客様からの貴重なご意見に大変感謝しています」

モータースポーツ業界のための製造メーカー

大槇精機は、モータースポーツ業界などに試作製品等を提供する先進的なサプライヤーです。同社は、2008 年に hyperMILL^® をプログラミングに使用していた顧客企業の営業権を譲り受けて以来、CAD/CAM ソリューションとその世界トップレベルの 5 軸加工技術にも信頼を置いてきました。モータースポーツの愛好家である大町亮介氏は、DMG MORI の新しい 5 軸加工機で加工の限界に挑戦しようとして、球体に近いものを探しているときに、二輪モトクロス用のヘルメットにたどり着きました。
YouTube で人気の動画では、120kg のアルミブロック（A7N01-T6）から 3.6kg のヘルメットを削り出す様子が紹介されています。

常に時代とともに前進する

OPEN MIND は、5 軸加工の特徴を忠実に表現し、ヘルメットの描き方も現代風にしました。キービジュアルでは、CAD メッシュ、CAM ツールパス、完成部品が 1 つの画像合成で表示されるようになりました。

「hyperMILL^® で NC コードを生成することは、このユニークな基準コンポーネントを作成する上で重要な要素でした。hyperMILL^® は操作性が良い上に、その強力な機能のおかげで圧倒的な干渉回避能力を備え、非常に奥が深いです。500 万回再生という機械加工動画としては圧倒的な数字は、大槇精機と OPEN MIND のコラボレーションが生み出した技術の証明だと思います」と大町氏は述べています。「このヘルメット加工は今でも 5 軸加工の象徴として輝き続けていますが、この度、新たに現代風に刷新されることを嬉しく思います。モノづくりの世界は加速度的に変化していますが、もはやファミリーとも言える大槇精機と OPEN MIND の関係は変わることなく未来へ歩み続けます」

王冠やエレキギター、能面など、hyperMILL^® でプログラミングされた見事な加工パターンを、大槇精機のYouTube チャンネルでご覧いただけます。